


2025.09.24コラム
(厚生労働省「社会保障審議会 介護給付費分科会」資料より)
厚労省の分科会資料では、今回の処遇改善は 令和6年度(+2.5%)、令和7年度(+2.0%)までの賃上げを確実に実現する仕組み とされています。
一方で、令和8年度以降の対応は「実施状況と財源を踏まえて検討」 と明記されており、制度がどのように続くかは未確定です。次の改定では、今回の一本化加算の効果検証が焦点になります。
分科会資料によれば、介護職員の必要数は以下の通りです。
・2022年度:約215万人
・2026年度:約240万人(+25万人、年平均6.3万人増)
・2040年度:約272万人(+57万人、年平均3.2万人増)
少子化で働き手が減る中、これだけの人材を確保するのは極めて困難です。処遇改善は不可欠ですが、それだけでは追いつかないのが実情です。
処遇改善とあわせて、分科会資料では次のような総合施策が示されています。
・ICTや介護ロボット導入による業務効率化
・外国人材の受け入れ環境整備(国家試験支援・生活支援など)
・キャリアパス整備(山脈型モデルで専門性と多様な働き方を明示)
・職場環境改善(休暇の取りやすさ、人間関係改善、相談体制の整備)
処遇改善は単なる「賃上げ」ではなく、働きやすさと専門性を高める総合施策 と位置づけられています。
介護事業所が今から意識すべきことは次の通りです。
・加算取得にとどまらず、配分の透明性を高めること
・休暇制度や勤務シフトの柔軟化など、職員が辞めにくい環境づくり
・ICTや記録簡素化など、業務効率化への先行投資
・制度変更に備えた複数シナリオの経営計画
介護職員処遇改善加算は、令和6・7年度の賃上げが確定している一方、令和8年度以降は不透明です。
厚労省の分科会資料が示すように、人材不足の深刻さに対応するには「お金」だけでなく、働きやすさ・効率化・多様な人材の参入 を同時に進めることが不可欠です。
事業所ごとに制度の動向を注視しつつ、職員が安心して働き続けられる環境づくりを進めることが、今後も必要不可欠です。
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